事業計画なんて当たらないよ(・・・?)

事業計画書

『値決め ✕ 資金調達の専門家』せんぼんです。

皆さんは事業計画を作成されていますか?

私の知る限り、事業計画作成はハードルが高いと感じている経営者の方々は多い様です。それが故に、計画作成を敬遠してしまうこともあるのでしょう。もっとも事業計画の作成にかかる負担は、深く作り込むならば難易度も上がり作成時間も掛かるのでしょうが、初めからあまり気負わずにまずは基礎的な内容で作成を始めてみるのも手です。私は事業計画のセミナーを商工会議所・商工会様で実施する事がありますが、初歩としてA3の紙一枚に事業計画をまとめ上げて頂くことから始めるようご提案しています。まず第一歩を踏み出さないと、次に繋がらないので。

さて、「そもそも事業計画を作るべきなのか?」という疑問を持つ方もおられますが、私の結論は「作るべき」です。少なくとも企業を存続・成長させたいのならば、作るべきです。事業計画というものは、言ってみれば「目標とする会社の姿を描き、その達成手段を決めること」に他なりません。つまり、目標達成の作戦を立てることです。ではなぜ作戦を立てなければならないのでしょうか?

かつての高度成長期なら「頑張って良い商品を作って売る」ことで稼ぐことは出来たと思いますが、それは需要が旺盛な割に供給が追いついていないという市況がベースにあったからです。しかし商品が売れない供給過多の現代においては、作戦無しに成長は困難です。ですから、私は顧客企業の社長さんに「(良い意味で)策士になりましょう」とお話しすることもあります。

もちろん、計画を作っただけで満足してはいけません。計画と実績のギャップを随時検証して、そのギャップの発生理由を考えて対策を練ることこそ、計画を作成する価値なのです。時々「事業計画なんてどうせ当たらない」と言う人もおられますが、当たるか否かは重要ではありません。

ソフトバンクの孫正義さんは企業経営において目標を持つ重要性について、「まず登る山を決める」とおっしゃっています。登る山がはっきりすれば、その山を攻略するために必要な装備の調達・知識の習得・体力作りなどの準備が整います。ぶらぶら散歩していたらいつの間にかエベレストの頂上にいた、などという事はあり得ない訳です。

別の機会に事業計画の作成についても書いてみたいと思います。なぜなら、事業計画は資金調達において欠かせない要素なので、全ての経営者が知っておく必要があるからです。

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